人の名前がついた楽器

吹奏楽やジャズの世界で大活躍するサクソフォンは、

ベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスに名前を由来します。

 

木管楽器と同じようにリードで音を出しながら、

管体は金管楽器の素材というアイデアを出発点として、

1840年代に発明されました。

 

スーザフォンも人の名前がついた楽器です。

 

これを19世紀末に考案したのは

「マーチ王」として有名なアメリカのジョン・フィリップ・スーザ。

 

テューバと同じ音域の大きな金管楽器を、

行進しながら演奏できる形に管の巻き方を工夫したものです。

 

ドイツの生んだ歌劇の大家リヒャルト・ワーグナーが

15年以上をかけて書き上げ、

1876年に全曲が上演された大作「ニーベルングの指環」。

 

その題材となる神話の世界にふさわしい響きを得るため、

彼はホルン奏者が持ち替えて吹くテナー・テューバを考案しました。

 

深い森を思わせる独特の音色を持ち、

ワーグナー・テューバの愛称でも知られています。

 

それぞれの楽器の音色を

生のコンサートでご確認に上

ご堪能いただけると嬉しいです。

 

 

 

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