半年前に出会った☆ちゃん
「次もしてみる人」
「これも やってみたい人」に
大きな声で「は~い」と笑顔でチャレンジ。
成長が見られる楽しい時間でした。
実は☆ちゃん
前のピアノ教室でつらい思い出があって…
ピアノをやめてしまったのです。
こんなに にこやかに
初めて出会う私のレッスンを受けている。
ピアノは好きなんだけど
(あの事)があって
一歩の踏みだしを躊躇してしまうかもしれない。
そこで、
そのモヤモヤを払拭するために、
ママにも加わっていただき
3人で一緒に音を重ね
ハーモニーも楽しんでもらいました。
ママも☆ちゃんも
少しずつ気持ちが軽くなって来られたようで、
前だしの
「次もしてみる人」に繋がります。
しかし、
いざ入会手続きへと話が進んだ時
問題は他にも…。
前のピアノ教室で1年6か月 レッスンを受講なさっておられたのですが、
実技に必要な自宅のピアノは、
アンパンマンの絵本付の折りたたみ式のピアノで、
当時、☆ちゃんは小学1年生
☆ちゃんのお指には
そのピアノの鍵盤の幅は狭くて
演奏は難しい状態でした。
だけど、ママは
「いつやめるかわからない子に、ピアノを買う予定はありません」でした。
ママご自身は、中学2年生までピアノを習って
ソナチネまで弾かれておられる方で、
「子供がピアノや音楽を楽しめる様になって欲しい」と思いは語っておられました。
色々とお考えの後
3か月間、子どもの様子を見て
ピアノ購入やママが使っていたピアノを移動するかの判断をなさることになりました。
その3か月後の日
レッスンに同席のパパとママの前で
先に結論を出したのは☆ちゃんでした。
「ピアノのサイズや感じが違うお家のピアノで練習しても
どんなに頑張って練習しても
これ以上は上手にならない。
先生、今までありがとうございました。
先生のレッスン、楽しかったよ。
だけど、今日で辞めます。
パパママ
私は今日からおばあちゃんの家に引っ越して、
ママが使っていたピアノで楽しみます。
おばあちゃんにもラインで、良いよと返事もらってる。
さようなら」
でした。
あれっきりになっていた☆ちゃんから、
先日、お手紙が届きました。
本当におばあちゃんの家にお引越ししていて…。
「先生、今、教えてもらった事を守りながら、
毎日楽しく、ピアノを弾いています。
新しい曲をたくさん弾いたから、
今度、ZOOMでレッスンをして」とも書いてありました。
また、
おばあさまからの書き添えには、
「孫はピアノや音楽を楽しんでいます。
将来は、ピアノで、苦しんでいる人を助ける仕事をしたいと言っています」
とありました。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール