自然の創造物の神秘
ピアノ演奏家にとって「象牙」といえば、
ハンコより真っ先に
「白い鍵盤」が頭に浮かぶのでのではないでしょうか
古くからピアノの「白鍵」の表面には象牙が使用されてきました。
しかし、
像は絶滅が危惧される野生動植物に指定され、
ワシントン条約で象牙の輸出入が禁止されました。
今や、コンサートグランドピアノでさえ、
人口象牙が貼られています。
鍵盤の形状や触り心地は、
弾きやすさに影響を与えます。
空調や照明の具合で、ステージが暑いとき、
「汗で指が滑る」ということがあります。
そんなわけでピアノメーカーは、最新の技術を投入して研究していると聞きます。
しかし、
今のところ天然の象牙の絶妙や吸湿性、弾き心地の良さには
かないません。
結果、
天然の象牙に勝るものはないということです。
つくづく、
自然の創造物の神秘、偉大さを思わざるをえません。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール