腹内側前頭前野になって

2019年に発表された研究で、緊張に関する脳のメカニズムが解明されました。

 

人は緊張すると、感情の中枢と言われる脳の偏桃体の部分が必要以上に活動してしまうそうです。

 

しかし、

腹内側前頭前野から偏桃体への情報伝達が強い人ほど良い結果になるそうなんです。

 

 

であれば、

子供が緊張している場面に向き合わないといけない時、

親が、腹内側前頭前野の役割をすればいいと私は思います。

 

 

例えば

以前、大丈夫だった時の記憶を拾って言語化し、

具体的な記憶を引き出して、子供に安心させる。

 

淡々と、

こうだから大丈夫と、

穏やかに、理路整然と話す。

 

すると、

子供が納得出来て きっと“大丈夫“となるでしょう。

 

お陰で

緊張するだろうと思える場面でも、

我が子は落ち着きを保てていました。

 

 

いつから緊張が始まるかも、子供によって様々です。

 

ただし、

一旦、緊張モードに入ってしまうと

腹内側前頭前野の制御は効きにくくなるとのことですので、

 

様子を見て、

ベストなタイミングで「保護者の方が腹内側前頭前野に」なってあげて下さいね。

 

 

「あなたは大丈夫」という

お母さんやお父さんからの“おまじない“は

十分効き目はあると思います。

 

我が子はそうやって育てましたし、効果てきめんでしたよ。

 

そして、

親に「日頃から子供を見る」ということが習慣がつくと、

 

子供との関係は更に良好となり、

互いに関わり方も迷わなくなり、

 

良い結果になります。

 

 

これは先生と生徒さんの関係においても言える事。

 

 

相手と向き合うと「腹内側前頭前野になって」守り育てることもできると思っています。

 

 

 

 

 

「可能性を開花させる教室」

大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール