秋の夜長に ノクターン

 

気付けばもう10月も半ば過ぎ

 

月が美しい季節となりましたね。

 

 

夜の音楽、と言えば

色々と思う浮かべられると思いますが、

 

ピアノ曲ならなんと言っても「夜想曲=ノクターン」ではないでしょうか。

 

 

「ノクターン」という名前は、

クレメンティの弟子のジョン・フィールドがラテン語で“夜の~“を意味する“nocturnus“と語源として創り、

自身のピアノ小品に名付けたのが始まり。

 

 

決まった形式ではなく

ジャンルとして定義づけられるものではありませんので、

作曲家が「夜を思ってゆったり奏でる曲」と感じて名付ければ、

それが「ノクターン」「夜想曲」です。

 

 

ジョン・フィールドの時代は電灯がなく

今より月明かりが眩しく感じられた当時の夜の闇や、そこに他に浮かび上がるオイルランプ灯りを想像すると

 

より雰囲気がつかみやすと思います。

 

私は

今宵は「ノクターン」を奏でることにいたします。

 

 

 

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