音楽コンクール

ピアノコンクール(高校生、大学生、一般)部門の担当をさせていただきました。

 

皆さん、

「ただ弾いている」だけではなく、

きちんと音楽そのものを理解して

難しい曲を本当によく練習されていることが伝わる演奏が多かったです。

 

 

全体の私の講評としては…

 

バロック…

ソプラノ声部に比べると、

バス声部や内声の表現が足りない方が多い。

 

 

ロマン・近代…

強弱や音色などニュアンスの違い、

テンポの揺れなど、

楽譜に縛られず、

もっと思い切って表現してもいいのかな…。

 

 

「フォルテ」の出し方は、

オーケストラをイメージして、

高音楽器の華やかさや低音楽器の豊かな響きを、

ピアノ1台でも、もっと出せると広がり感がでていいですね。

 

 

「ピアノ」については、

緊張感のある音質が欲しいのか、

リラックスしているのか、

 

遠くから聴こえる感じ、

静かな情景、

 

喜び、悲しみなどのさまざまな感情…

 

どういったニュアンスなのかによって、

 

タッチや身体の使い方を工夫して

もっと多くの音色を出すことを楽しんで欲しいと思いました。

 

 

当日に向けて、

丁寧に日々を重ね 作り上げたこの積み重ね、

 

得たものは 全てあなたのものです。

 

みなさん おめでとうございます。

 

 

 

「可能性を開花させる教室」

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