レッスン中の大人の生徒さんとの会話。
私は10代の頃、自分で言うのはおこがましいけど、毎日、夢中になってたくさん練習をし多くのことを学びました。
今振り返れば、楽しかったけど精一杯でした。
今そう思うのは、先生と出会って「人の演奏を聴く」ことが、いかに大事か気づいたからです。
下田先生の教室に移動して間もない頃に、先生が「音楽で気持ちを歌うのよ」「音楽って気持ちを表現するもんなんだから」
と、仰った言葉が衝撃でした。
先生はレッスン中、「早く」「小さく」のような言い方ではなく、
「ゆっくり起き上がってくるみたいに」「甘くておいしい綿菓子の様に」といった「ニュアンス」で伝え下さるので、
私はより一層イメージがしやすく、映像化することが出来て気持ちへのアプローチも実感しています。
今ではスケールの大きな曲の中にも一つ一つの小さな心の機微や美しい情景、時代の織り成す変化を見つけて届ける。
細やかな神経と柔軟な体を使いppp(ピアニッシシモ)をいかに美しく出せるかを学べて、楽しいです。
心の軌跡、未来への展望をありがとうございます。
音楽の表現は奥深く、「これで良いの?」に追いつこうと日々研鑽ですね。
これからも一緒に楽しい旅へと参りましょう。
よろしくお願いいたします。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール