「ねえー先生、ここに、Ⅽ・と・ファとか色々書いてあるよ」
「よく見つけたね。そのⅭはドイツ語で、皆が知っているドの音よ。 とはね、日本語で…」
「あっ、言うの待って。 えーっと…、ソの音。 この前 習った。」
「その通り、正解。よく覚えていたね。 ファは勿論、ドレミファソラシドのファ。さてこれは何語でしょう?」
「英語? 中国語? フランス語?」
「すごーい、いろんな国の事を知っているね。だけど、残念だけど答えはちがうな~。
正解は…イタリア語です。」
「へえ~そうなんだ。 ねえ、どうして皆、イタリア語使うの? ねえ、どうして~?」
それはね……
先ず、イタリアで音楽というと
オペラ・カンツォーネや宗教音楽を思い出しますね。
イタリアの宗教と言えばキリスト教。
そのキリスト教を布教させるために聖歌を歌うことで広めたと言われています。
キリスト教の布教と共に聖歌によってイタリア語が広まって、
その名残で、音楽の用語や音名にイタリア語を使うことが多いんだそうです。
「ドレミ~」と歌っている皆さんは、イタリア語をしゃべっているんです。
すごーいです。
イタリア語を覚えたら、次は母国の日本語、次にドイツ語。
色んな国の言葉を使って、旅をしてみよう。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール