寄り道に見えるも

小さなお子様のレッスンでは、メリーさんの羊など簡単で短い曲を利用して「移調遊び」を取り入れています。

 

楽譜ではハ長調ですが、折角なので「色々な調」で弾いてみることに。

 

少しずつ、第1音のスタートの鍵盤を移動して、生徒さんは音を探しながら、色々な調のメリーさんを弾いていきます。

すると、「あっ、全部真っ黒だー、真っ黒の羊に成ったー!」と大喜び。

 

そう、今、生徒さんが演奏で弾いた[鍵盤が全て黒鍵]だった事に感激!

実はこれ、「変ト長調」です。

 

「先生、これを楽譜に書いたらどうなるの?」と、興味は尽きません。

嬉しい限りです。

 

「黒と白のメリーさんの羊」が🐑🐑誕生の瞬間です。

 

生徒さんは家に帰って早速、おじいちゃんに弾き方を教えてあげたそうです。

レッスン日の翌日に、お母様から🐑🐑🐑「羊のマークが一杯」🐑🐑🐑のメールをいただきました。

 

 

移調の他にも「3拍子のワルツ」「ショパン風」など色々なバージョンにも生徒さんは目を輝かせて反応してくれ、一緒に楽しみながら学んでいます。

 

こういった「寄り道」にも見えるレッスンが、実は、「効果は抜群」」なのです。

 

色んな方面に「応用・展開」ができて、生徒さんが小さくても学習の「幅が広がり」ます。

 

私も楽しかったです。

一番楽しんでいるのは、展開しては生徒さんの反応を見て、想像・創造している私かもしれませんね。

 

 

「可能性を開花させる教室」

大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール